季刊みみ第141号(2013秋季号)
【特集】罪に問われたろう者の支援
~司法と福祉の架け橋めざし~
☆――「刑務所に行きたい」。このような衝撃的な言葉を話されたろう者がいました。日本には、累犯障害者と呼ばれる人たちがいます。障害があるのに、福祉の支援を受けられず、結果的に犯罪を繰り返す人たちのことです。軽微な罪を繰り返す障害者の「負」の連鎖を断ち切る取り組みや罪を犯したろう者の境遇、支援の取り組みなどを紹介します。
【主な内容】
・累犯障害者問題を取材して(長崎新聞社報道部)
・司法と福祉をつなぐ支援を!~累犯障害者支援シンポジウム開催~
・ろう者の犯罪を考える(田門浩弁護士)
・ろう者の人生から犯罪の背景を考える(淡路ふくろうの郷、黒﨑時安さんの体験)
・地域生活定着支援センター職員、手話のできる保護観察官や矯正職員に聞く
■連載
・今回の「道」では、北海道の鈴木勲さんのことを紹介。
・新連載「見せます!私のパートナー」。今回は静岡県の伊藤行夫さん。
・今回の「聴く視るを考える」に登場するのは、学術博士の米川明彦さん。
■他
カラーグラビアでは、第28回全国聴覚障害者写真コンテスト入賞作品。他、日本手話研究所が着付け教本の手話を監修など情報満載
便利な年間定期購読のお申し込みはこちらまで