(上の画像をクリックすると、2ページ分の紙面が大きくご覧いただけます。)
全日本ろうあ連盟や支援者が2010年から長年求めてきた「手話言語法」をベースにした「手話に関する施策の推進に関する法律案(通称、手話施策推進法案)が、6月13日の参議院本会議と衆議院内閣委員会で全会一致で可決。翌週にも衆議院本会議での可決による成立が濃厚になりました。
日本聴力障害新聞は緊急的な報道の必要性を鑑み、同月15日に岩手県で開催された全国ろうあ者大会会場でA4サイズのモノクロで両面1枚の号外を配布し、連盟評議員には先立って14日正午から配布しました。
この紙面データをホームページでもカラーで公開することとしました。A4のサイズで両面刷りができるようにしています。(内容を無償で閲覧したり、ダウンロードすることもできます)
日本聴力障害新聞編集部
中橋道紀編集長(機関紙部長)より主な紙面内容を手話で紹介します。

●東京2025デフリンピックの気運醸成に!(1面)
全国キャラバン活動 PRカーが全国各地へGO
●連盟、第一回理事会を開催(2面)
優生思想の根絶への決意の表明を承認(7面に表明全文を掲載)
●【特集】「増えていく無人駅」きこえない人が取り残されないために(6面)
※つくばエクスプレスが「手話CG」で運行情報を配信する実証実験
公共交通機関で全国初(1面)
●【特集】「孤独死を防ごう!」(12面)
※滋賀県初 きこえない高齢者のための
デイサービス事業が4月からスタート
●大型連休中の大規模イベントで
当事者団体が観衆にデフリンピックをPR(11面)
●あと200日になった“デフリンピック”の成功を!
連盟が「デフスポーツ支援感謝の集い」を開催(8面)
●北海道・岩宇地域 4町村連携で同時施行(3面)
道内で手話言語条例を制定した自治体は35に
●弔辞「故岸本前知事に感謝の意を込めて」(4面)
和歌山県聴覚障害者協会 会長 福田美枝子
●8月にカナダへ! 子どもキャンプ日本代表の抱負(9面)
=青年のページ=
●写真家・豆塚猛さん 長崎の被爆ろう者の証言写真作品が受賞
6月から4カ所で巡回展(10面)
●【連載】
・知ってる?デフスポーツ(8面)…⑲デフリンピックの開会式はどんな演出?
・一緒に かつろうキッチン!(11面)…②椎茸のポテトチーズ焼き

特集 おでんせ、いわてへ!
2025年6月、岩手県で21年ぶりに全国ろうあ者大会が開催されます。3・11東日本大震災からの復興の歩みや、ろう者の運転を禁じた法律と闘った「運転免許裁判」をお伝えする他、大会の見どころについて、大会実行委員や連盟事務局長にインタビュー。また、岩手協会の歴史や岩手のろう教育、岩手の料理や名所なども盛り込んで、“岩手の魅力”をたっぷり紹介します。
<カラーグラビア・記事>
・岩手の歴史・名所・グルメをお伝えします
・東京2025デフリンピックの最新情報!
<特報記事>
・金沢21世紀美術館の取り組み
・全日本ろうあ連盟2024年度機関紙学校~参加者作成の紙面を掲載!
<連載>
・聴くを考える 視るを考える 第84回…
「他人事・自分事」
平谷美樹さん(作家)
・お気に入りの日本百名山(22)… 三浦桂吾さん(東京都)
「残雪期の荘厳な乗鞍岳に魅せられ」
・旧優生保護法に訴える㉕… 「和解の一歩」
・みみちゃんの質問コーナー… アール・ブリュット/50-50
・新しい手話… 気持ちを表現する慣用句特集
・『共鳴 撮る×詠む』№15 齊藤陽道さん
他
日聴紙とMIMIへの所感をインタビューしました
全日本ろうあ連盟の石野富志三郎理事長が、
北野雅子さん(石川県)と大矢暹さん(兵庫県)をとりあげ、
本書の魅力を紹介しています。本書の詳細はこちらへ
バインダーの詳細はこちらまで

A4の大きさ、発行当時のカラー紙面がそのままカラーで読めます。
運動の歴史・息吹を感じ取ろう!
日本聴力障害新聞縮刷版第12巻
(2016年1月1日号~2020年12月1日号)
定価 9,350円(税込・送料別)(※送料は、DVDとご一緒の注文も同額となります)
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