季刊みみ第188号への「新しい手話」ラベル間違い掲載につきまして(お詫び)

 平素は、『季刊みみ』をご購読頂き、厚くお礼申し上げます。

 さて、このたび、『季刊みみ』第188号(2025年夏季号)を発行したところですが、この際に61ページ掲載の「新しい手話」において、『高濃縮ウラン』のラベルを『高濃度ウラン』と間違えて載せたことが判明しました。

 これは、機関紙・誌掲載の新しい手話用語選定の作業の中で、当編集部で用語リストにラベルを間違えて入力したことが原因ですが、季刊みみ第188号の編集時もこの間違いに気づかないままに発行したことで、結果として、掲載ラベルと説明文の整合性が取れない内容となり、読者の皆様をはじめ、手話言語研究所の皆様や関係者にご迷惑をおかけすることになりました。誠に申し訳ございません。

 このような不備を繰り返さないよう、入力したラベルにも一層、厳重にチェックするよう気を引き締めてまいります。 

 今後も本誌への相変わらぬご購読のほど、よろしくお願い申し上げます。

季刊みみ第188号(2025年夏季号)発行
季刊みみ第188号(2025年夏季号)

特集 戦後80年、ろう者が語り継ぐ平和への願い

 終戦から80年。戦争や被爆を体験した方々は高齢となり、惨禍(さんか)の記憶が薄れつつあります。ろう者と戦争の記憶をたどり、全国各地で行われている平和への取り組みから、今、私たちは何を考え、何を学び、どう行動するべきか探ります。

<カラーグラビア・記事>
 ・忍足亜希子さん、キネマ旬報ベストテン受賞「ぼくが生きてる、ふたつの世界」

<特報記事>
 ・逸失利益はきこえる人と同額 井出安優香さん事故死訴訟~大阪高裁判決
 ・デフリンピアンの今昔 ―卓球―

<連載>
 ・聴くを考える 視るを考える 第85回…(手話言語によるインタビュー)
   「今日の聞き手が明日の語り手」 
           和田征子さん(日本被団協事務局次長)

 ・お気に入りの日本百名山(22)… 下村匡史さん(岐阜県)
   「憧れの槍ヶ岳~60代最後の挑戦~」

 ・旧優生保護法に訴える㉖… 「全面解決へ」
 ・みみちゃんの質問コーナー… 語り部/〇〇界隈
 ・新しい手話… 戦争と平和に関する慣用句特集
 ・『共鳴 撮る×詠む』№16 齊藤陽道さん 
   他

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(号外)日本聴力障害新聞2025年6月15日号(2ページ分)
(号外)日本聴力障害新聞2025年6月15日号(2ページ分)

(上の画像をクリックすると、2ページ分の紙面が大きくご覧いただけます。)

 全日本ろうあ連盟や支援者が2010年から長年求めてきた「手話言語法」をベースにした「手話に関する施策の推進に関する法律案(通称、手話施策推進法案)が、6月13日の参議院本会議と衆議院内閣委員会で全会一致で可決。翌週にも衆議院本会議での可決による成立が濃厚になりました。
 日本聴力障害新聞は緊急的な報道の必要性を鑑み、同月15日に岩手県で開催された全国ろうあ者大会会場でA4サイズのモノクロで両面1枚の号外を配布し、連盟評議員には先立って14日正午から配布しました。
 この紙面データをホームページでもカラーで公開することとしました。A4のサイズで両面刷りができるようにしています。(内容を無償で閲覧したり、ダウンロードすることもできます)

 【6月23日追記】号外記載の概要について、現時点で、より正しい概要の内容をアップします。次の語句をクリックしてご覧ください。(最新の概要)

日本聴力障害新聞編集部

日本聴力障害新聞2025年6月1日号の紹介(手話動画)
日本聴力障害新聞2025年6月1日号を発行しました。
中橋道紀編集長(機関紙部長)より主な紙面内容を手話で紹介します。
【発行!】日本聴力障害新聞2025年6月1日号(第906号)
日本聴力障害新聞2025年6月1日号(第906号)

●東京2025デフリンピックの気運醸成に!(1面)
 全国キャラバン活動 PRカーが全国各地へGO

●連盟、第一回理事会を開催(2面)
 優生思想の根絶への決意の表明を承認(7面に表明全文を掲載)

●【特集】「増えていく無人駅」きこえない人が取り残されないために(6面)
 ※つくばエクスプレスが「手話CG」で運行情報を配信する実証実験
  公共交通機関で全国初(1面)

●【特集】「孤独死を防ごう!」(12面)
  ※滋賀県初 きこえない高齢者のための
   デイサービス事業が4月からスタート

●大型連休中の大規模イベントで
 当事者団体が観衆にデフリンピックをPR(11面)

●あと200日になった“デフリンピック”の成功を!
 連盟が「デフスポーツ支援感謝の集い」を開催(8面)

●北海道・岩宇地域 4町村連携で同時施行(3面)
 道内で手話言語条例を制定した自治体は35に

●弔辞「故岸本前知事に感謝の意を込めて」(4面)
 和歌山県聴覚障害者協会 会長 福田美枝子

●8月にカナダへ! 子どもキャンプ日本代表の抱負(9面)
 =青年のページ=

●写真家・豆塚猛さん 長崎の被爆ろう者の証言写真作品が受賞
 6月から4カ所で巡回展(10面)

●【連載】
 ・知ってる?デフスポーツ(8面)…⑲デフリンピックの開会式はどんな演出?
 ・一緒に かつろうキッチン!(11面)…②椎茸のポテトチーズ焼き

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僕も、私も読んでます!~日聴紙とMIMIに寄せるろう青年の声②(手話動画)
全日本ろうあ連盟青年部が、ろう青年9人に
日聴紙とMIMIへの所感をインタビューしました
『道 ~ろうあ運動を支えた人びと~』の紹介(手話動画)
ろうあ運動を支えた36人を写真と文で伝える『道~ろうあ運動を支えた人びと~』。
全日本ろうあ連盟の石野富志三郎理事長が、
北野雅子さん(石川県)と大矢暹さん(兵庫県)をとりあげ、
本書の魅力を紹介しています。本書の詳細はこちらへ
全日本ろうあ連盟青年部中央委員が日聴紙特製バインダーを紹介(手話動画)
全日本ろうあ連盟青年部中央委員4人が日聴紙特製バインダーの利点などを紹介します。
バインダーの詳細はこちらまで

日本聴力障害新聞縮刷版第12巻 2021年10月に刊行
日本聴力障害新聞縮刷版第12巻

A4の大きさ、発行当時のカラー紙面がそのままカラーで読めます。

運動の歴史・息吹を感じ取ろう!

日本聴力障害新聞縮刷版第12巻
(2016年1月1日号~2020年12月1日号)

定価 9,350円(税込・送料別)(※送料は、DVDとご一緒の注文も同額となります)

お申し込みはこちらまで。

僕も、私も読んでます!~日聴紙とMIMIに寄せるろう青年の声